大飯原発再稼働に反対する署名活動

2012年6月30日から9日間の署名活動で、オンラインが833、手書き225、合計1058筆の署名を集めることができました。

  • 【オンライン署名】大飯原発再稼働に反対します/【On line petition】 Stop Restarting Of Japan Oi Nuke Plant

http://chn.ge/TbOsJq

大飯再稼働抗議文_日本語.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 127.7 KB

--抗議文の内容--

 

拝啓

野田佳彦内閣総理大臣殿

現在、福井県の大飯原発3号炉の再稼働が目前に迫っています。それは合理性とは程遠い説明による決定であり、納得のいかない多くの人々によって現在かつてない勢いで反対の声が大きくなっています。
総理は就任にあたって脱原発依存を掲げたにもかかわらず「国民生活を守るため」に再稼働を決断したと宣言されましたが、「国民生活を守るため」には再稼働をしない決断こそが脱原発依存の筋道ではないですか。


-未だ福島の原発事故の原因究明は結論が出されておらず、それを待たず大飯原発の安全が確認できたと明言できる根拠が分かりません。

-原子力発電を推進する経産省内に監視役の原子力安全・保安院が存在するという矛盾を解決すると約束しながら、原子力規制庁は未だ存在せず、今後の安全審査を一任されるべき機関の承認のないままのなぜ再稼働が可能なのですか。

-原子力に関する専門家のトップと位置づけられる原子力安全委員会委員長が、一次のストレステストだけでは安全確認は不十分であるとしているのに、なぜ原子力技術の素人である政治家数人がその知見を超えて再稼働を決断できるのですか。

- 大飯原発には、免震事務棟もフィルター付きベント装置も防波堤のかさ上げも成されていません。それでも安全は確認されたと言い、他方でこれらを数年かけて 設置する予定だと言います。すでに安全であれば余計なことはする必要がないし、これらの施設が必要ならばそれがすべて設置し終わってから稼働するのが道理 ではありませんか。

-放射能の飛散は県境で止まってくれないことは福島で証明されたにもかかわらず、未だ防災計画は県単位でしか示されて いないため、大飯町の避難先はまっすぐ南下して京都へ、ではなく、福井県の原発銀座をすべて通りぬけた先が指定されています。これが「国民を、そして住民 を守るため」の再稼働ですか。

-これから沢山の地震が日本へやってくると云う専門家は少なくありません。大飯原発の真下にも活断層があるという知見が明らかになりました。そう云う意見にはこれまで通り耳を傾けないおつもりですか。

これらの事実から見えてくることはただひとつ「たぶん地震も津波も来ないだろう」と云う震災前とまったく変わらない、何も学習していない無責任な判断です。
多 重防護を豪語した日本の原子力発電所の安全神話は完全に崩壊しました。たぶん来ないだろうと思っていた津波はやってきて、今福島の原発は放射能をばらまき ながら無残な姿を晒しています。にもかかわらず、これから大飯原発は神話崩壊以前と何も変わらない安易さで再稼働されようとしています。福島の事故により 大変な数の方々が満足な補償もされず、今もまだ困難な生活を強いられているさなか、大惨事の犠牲から学びとる努力もせずに再稼働することは到底同意できま せん。
「国民生活を守るため」再稼働をしない決断重ねてお願いします。

6月29日
スイスから日本の原子力発電所再稼働を憂慮する有志一同